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ネット上の「犬笛」という言葉は、広まってきたのでご存じの方も多いでしょうが、「犬にだけ聞こえて人間には聞こえない周波数の超音波を出す笛」から転じて、「自派の人間には伝わるが一般人には分からない言葉等で仲間を扇動すること」を指しています。

教育委員会の謝罪会見(前に学校と書きましたが、事実誤認のようなので訂正いたします。)は、まさにこれです。

動画内の「加害生徒」を「悪者」に仕立て上げる雰囲気を作り、「攻撃者」たちに「どうぞ、たたきたいだけたたいてください。悪いのは我々です。」ばりの「お墨付き」を公式に与えてしまっています。その上で、いくら口先だけで「誹謗中傷もやめてください」と言ってみたところで、まったく効果はあり得ません。

彼らの思考回路が正しいかどうかではなく、現実問題としてそういった人間が(多数)存在していることが明白である以上、謝罪会見までするのは、「悪手」の中の「悪手」としか言いようがありません。どうしても会見したいなら、警察が入っていることを発表した上で「攻撃者」を非難するだけの会見にすべきところです。教育委員会は、「加害生徒」への誹謗中傷に関しては、自ら「攻撃者」らを扇動する「犬笛」を吹いた加害者の1人にほかならない状態であることを自覚してほしいと思います。

念のため、もう一度問います。「動画がなくて証言や診断書だけでも(あるいは、拡散されずに内々で動画を見せられただけでも)同じ対応・扱いになりましたか」と。

もちろん、知事も加害者です。「弱い者いじめ」をしている(あるいは、するであろう)「卑怯者」は誰なのですか?「絶句」したいのは、県の最高責任者としてまで「攻撃者」らに「犬笛」を吹く貴方の会見です。「犬笛」になることが分からなかったとは言わせません。

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松本 治
松本 治
「弁護士は、社会生活上の医師である。」この信念に基づき納得の解決を目指します。
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