こちらの記事の続報です。
これに関連して、私刑でも、いじめの「抑止力」になるから、一概に否定できない、という論理がまかり通っています。
しかし、これをそのまま延長すれば、「スピード違反(や飲酒運転)は死亡事故を多数ひき起こしているから、(事故が起きたときだけでも)犯人は無期懲役(か死刑)にする」という法律も作れてしまいます。「抑止力」としては完璧で、多数の人命を守るという大義名分も全く同じか、それ以上です。両方の論理は地続きで、境目などないはずです。
でも、本当にそんな息苦しい社会にしたいですか?
特定屋や誹謗中傷者が(付け加えると「犬笛」吹きも)、やっていることは、論理的にはこういうことなのです。
何事も程度問題であり、重要なのはバランスなのです。
「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」という言葉がありますが、「無能な者が「正義」の使い道を誤ると危険な害悪であることこの上ない」のです。
投稿者プロフィール

-
「弁護士は、社会生活上の医師である。」この信念に基づき納得の解決を目指します。
どんな小さな事件でも、手を抜かないで取り組みます。1件1件、心を込めて「手作り」の弁護活動をご提供いたします。
最新の投稿
お知らせ2026年2月9日抑止力論は「錦の御旗」ではない。
弁護士から2026年1月14日「しかたない」?
弁護士から2026年1月12日「犬笛」が聞こえますか?
弁護士から2026年1月10日「正義」の炎上をおさえるには

